(質問) 一般住宅(一般家庭)に住宅用火災警報器が、なぜ義務づけられたのですか
(回答) 消防庁のデーターによると、建物火災による死者のうち、住宅火災による死者数は約9割を占めます。また、死亡原因の約6割が逃げ遅れ、死者のうち約6割が65歳以上の高齢者です。この住宅火災から人命を守るために住宅用火災警報器は義務づけられました。
(質問) 住宅用火災警報器はどのようにして火災を知らせてくれるのですか
(回答) 住宅用火災警報器は火災を感知するとブザー音や音声、ランプなどで知らせてくれます。(※メーカーや機種により異なる) 天ぷら火災、ストーブ火災、タバコ火災などを有効に感知し大事に至らずに済んだ事例が数多く報告されています。
(質問) 住宅用火災警報器には、どんな種類のものがあるのですか
(回答) 住宅用火災警報器は、煙を感知する『煙式』と、熱を感知する『熱式』に分かれます。 また、電源は電池式と100V電源を使用するものがあります。当社では配線工事がいらず、経済的な電池式(電池寿命約10年)の住宅用火災警報器をおすすめしています。
(質問) 住宅用火災警報器は、どの部屋に取り付けたらいいの
(回答) 住宅用火災警報器の取り付け場所は、寝室および階段に煙式のものを取り付けなければなりません。(義務設置) また、台所には熱式のものの取り付けをすすめている市町村が多く、中には台所にも取付を義務づけている市町村もあります。(詳しくはお住まいのある自治体又は消防署に御確認下さい)
(質問) 住宅用火災警報器の取り付け方法、注意点を教えて下さい
(回答) 住宅用火災警報器は、天井面もしくは壁面にビス2本で取り付けることができます。
(取り付け位置の規定)
天井面に取り付ける場合、住宅用火災警報器の中心を壁やはりから一定距離以上離します。(煙式60cm以上、熱式40cm以上離します) また、換気扇やエアコンなどの吹き出し口から1.5m以上離します。
壁面に取り付ける場合は、天井から15〜50cm以内に住宅用火災警報器を取り付けます。 |